生前にできること

相続対策
「うちはみんな仲がいいし、相続する財産も少ないから、相続でもめることはない」と思っていませんか?
一般の家庭でも、相続が起こると様々な原因でトラブルに発展することがあります。
たとえば、財産がお金だけでなく、自宅などの不動産がある場合には、簡単に分けることができませんし、
介護や生前贈与があると、法定相続分に分けるということもいかなくなることがあります。

お互いを思いやることで回避できるかもしれませんが、それぞれの事情で「争続」につながることもあります。
相続による揉め事から、大切な家族の絆が失われないように、事前に相続について考えてみることも大切です。
家族との話し合い
円満に円滑に相続を迎えるには家族との話し合いが一番大切になります。
相続において、実際に苦労することになる相続を受ける立場になって考えることで、財産を遺す人にとっても最善の対策を立てることができます。
話し合うこと

  • 子供の頃の思い出や家族との思い出、昔話
  • 家族同士の現在の状況
  • 家族にどんな生活をしてほしいか
  • 自身の最終ステージ設計 など
家族へのメッセージ
大切な人を亡くすことは、遺された人たちに深い喪失感をもたらします。
「本当に望んでいたことはなんだろう…」
「できる限りのことをしてあげられたのだろうか…」
「あれもしてあげればよかった…」

遺された人たちへ、感謝の言葉や自身の意思をメッセージとして伝えることができれば、慰めにもなり、故人の意思に沿ったエンディングができたという安堵感ができます。

これから定年を迎えられる世代の方も、今も充実した第二の人生を過ごされている方も、「自分らしく生き」「自分らしく最期を迎える」準備として、素晴らしい人生の集大成を自分で演出するためにもご自分の意思を明確に「エンディングノート」にメッセージを残してはいかがでしょうか。
エンディングノート
素晴らしい人生の集大成を演出する準備として、「エンディング・ノート」にメッセージを残すことは、大切な人・家族を守るためにも役立ちます。
私たち「日本相続知財センター」は、皆さまがご自身の健康や資産、葬儀などに関する
希望や情報について書き込めるエンディング・ノート「まごころの記録」を発行しています。
ご自身の想いや願いを明確に伝えるために、ぜひご活用ください。